下半身や脚だけ太いなんて女子はさまざまな要因がありますが、そのなかの大きな要因のひとつが骨盤の歪みです。
下半身や太もも太りが気になる方は1度自分の立ち方をチェックしてみてください。
・片足に重心をかけて立つ
・両足の外側・内側に重心をかけて立つ
・猫背になって立つ
・左右どちらかに体が傾いて立つ
・何もないところでつまずく
・座るときに、脚を組む癖がある
・仰向けに寝ると左右の足の開きが違う
・O脚またはX脚である
・立つときに、壁によりかかったり、片方の足に重心を置いたりしている
・歩いているとスカートが回ってしまう
骨盤の歪みが下半身太りの原因
人間はみんな、利き手や利き足を使います。 その結果、利き手や利き足の側に加重がかかり、骨盤に歪みが 出ます。 十分な筋肉があればカバーできますが、骨盤が歪むと、足の骨の位置がおかしくなるわけです。
その結果、骨盤と太もも、脚をつないでいる筋肉も不自然 な負担を強いられるようになります。これがさらに骨盤の位置や向きに影響します。 本来、歩くことによって太ももなど大きな筋肉が自然に 使われ、血液を押し流すのですが、骨盤が歪んでいると、 筋肉のねじれにより血行不良が起こり脚に血液が行き渡らなくなります。
結果、たまった老廃物もそのまま大きな筋肉、つまり太ももに残っ てしまい、肩こりと同じ現象、むくみやこりが起こります。 これが骨盤の歪みによる下半身太りの原因なのです。
美姿勢エクササイズ
立ったとき、座ったときに正しい姿勢を意識しましょう。すると、毎日の生活がゆがみを改善するエクササイズになります!
<立ち姿勢>
(1)股関節の真ん中からまっすぐ下に降りたところがひざの中央になれば正しい姿勢。骨盤や股関節がゆがんでいると、まっすぐになりづらいので鏡でよく見て!
(2)つま先をまっすぐ前に向け、かかとをつけて立ちます。へそと恥骨がまっすぐになっていれば、骨盤が前傾や後傾せずにまっすぐ立っています。軽くあごをひき、座っているときと同じように、耳からお尻の横は一直線になるように意識しましょう。
<座り姿勢>
イスに座ったら、背もたれに寄りかからずに背すじを伸ばしてまっすぐ座ります。横から見ると、耳・肩・体幹の中心・お尻の真横が一直線。
座ったまま出来る骨盤矯正エクササイズ
(1)イスに座って脚を組みます。
イスに座って脚を交互に組み、組みにくい方を確認します。
(2)肩幅より広く、脚を横に開いて立ちます。
つま先は前に向けます。
(3)組みにくい方の脚を前に出します。
正面を向いたまま、1で右足を上にした時に組みにくい場合は右足を、
左足を上にした時に組みにくい場合は左足を、2歩前に出します。
脚は斜めではなく、体に対してまっすぐ出します。
(4)上半身をひねります。
骨盤を立てて、左の腰を前に出すようにひねり、上半身も右にひねります。
顔は正面に向けて行いましょう。
ひねりきったまま10秒キープし、ゆっくりからだを前に向け、
一息ついたらこれを4回行います。
両側を行うと左右差が解消しにくいので、脚が組みにくかったほうだけ行うのがポイントです。
タオルを使った骨盤矯正エクササイズ
(1)つま先を台にのせ足首にタオルをはさむ
イスに座り、足もとに10㎝くらいの台(厚めの電話帳やマンガ本を重ねるのも可)を置き、その上につま先をのせます。足首の間に丸めたタオルをはさみましょう。
(2)タオルをはさみかかとをゆっくり上げ下げ
ふくらはぎをつけるように、タオルをギュッとはさんだまま、かかとをゆっくりと8回上げ下げします。両手はひざの上において、体は前かがみでOK。
※ゆっくり8回。
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